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意外。
テレビで予告を観た時は、もっとコメディ寄りかと思っていたのに、結構まっとうな古き良きミステリーだった。時代設定は現代だけど、舞台設定や登場人物の人間関係などが。
年老いたミステリー作家ハーランが、自宅で自殺しているのが見つかる。
警察は自殺と判断したものの、有名な私立探偵ブランに匿名の依頼が舞い込み再捜査をすることになる。
ハーランの子供たちに前夜のことを話してもらうのだが、誰も彼もが嘘をついていて怪しい。
そんな中、探偵は嘘をつくと吐いてしまう若い看護師のマルタに目を付ける。
しかし、マルタにも重大な秘密があり、彼女は嘘をつかずに真実を隠す。
その後の遺言状の公開でハーランの遺産は全てマルタに譲られることが判明し、遺産をあてにしていた子供や孫は大混乱。
唯一、遺言状の内容を知っていた孫のランサムはマルタに近づき真相を喋らせるのだが……
ハーランの自殺の真相はこの時点で視聴者には判明しているように思えたのだが、ここからが本番。
マルタも知らない真実を名探偵ブランが解き明かしていく。
